スタッフブログ
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会社などの組織に所属すると
働きアリのようにせっせと仕事をする人もいれば
全然仕事してなさそうに見える人もいます。
2018年に入ってから
動物園に行く機会があったので
地中に棲む動物の様子を眺めていました。
ネズミのコロニーでは
2匹のネズミが一生懸命巣穴を拡張したり
落ちてくる砂を必死で書き出していました
しかし
他の大半のネズミはうずくまって暖を取り
寧ろ、砂を一生懸命な2匹にかけてしまったりと
迷惑な集団だなと思っていました
これは働きアリの法則でも見ることができる
「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける」というものです
集団行動をするときにほぼ必ず起こるそうです。
もっと言えば
働きアリのうち本当に働いているのは2割であり
残りは働かないありのようです
もう働きアリなのに
働かないなら名前を変えてあげたほうがいい感じになります
効率の良さを考えて
全ての働かないアリを排除して
全て本当に働くアリだけにしてみても
その中から働かないアリが出てきてしまいます
ということは
自然界において働かないアリは
その存在が必須であることになります
働かないアリは不測の事態に備えます
2割のアリは一生懸命餌を運んでくるのに
そのルートは過酷なものです
屈託のない人間のお子様に
ある日突然働きアリが
潰されてしまう可能性もあります
すると働かないアリが
働きアリとなって
代わりに餌を運ぶ役目を担います
またコロニーとして組織の構成員が少ないときは
エサを確保し、巣までの危険な道を歩き
外敵からコロニーを守り幼虫の世話をする
何でも屋さんのように
組織が小さいうちはなんだってこなさないといけませんが
組織が大きくなると専門分野を担当することができます
するとこのとき
自分に専門分野があればいいですが
全くなかった場合にも働かないアリになってしまいます
なんだか人間社会のようです。
同じ会社の組織でも
残業している人もいれば効率の良いお仕事でサックと帰れる人もいます
専門分野がある人は
重宝され
ない人はそれこそAIにお仕事を取られることだってあります
それでも
働かないアリ同様
働かない人には不測の事態に備えられるだけの能力がきっとあるのだと
思いながら
組織全体が淘汰されことに比べたら
柔軟性を兼ね揃えた働かない人も必要だということだと心に止めておきます
なぜなら
働きアリの集団だけでは
滅びてしまうからです。
働けば疲労が溜まります
働いていないと体力は余っています
組織として考えればやはり働かない人も必要ですね。
ちなみに働きアリは
2交代制でちゃんと休養を取っているそうです。
人間もちゃんと休養をとってお仕事の効率化を図るべきですね。