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4月に入っても寒い日がいまだに続いております。
花冷えという表現がとても似つかわしく思います。
花粉症の方だと
春の嵐など、たまったものではないでしょうが
別れのあとに出会いが訪れる意味でもこの時期にぴったりです。
抑えきれない激情も
春の嵐に流してもらおうと毎年思いますが
私は今年の4月に、8年ぶりの方からとても良いお話を頂きました。
大きな嵐のあとの東風でした。
東京で働いていた際、同じ建物を利用していた方です。
まったく接点がないわけではないのですが
担当課が異なるのでお仕事を一緒にしていたわけではありません。
ただ、私がマレーシアにいたころに
Facebookで再会し、互いの近況が
わかるようになりました。
それでもその方は教授であり
私の現職には全く関与しないと思っていました。
ところが3月にその方から
もしかしたら、お仕事内容は同じかもしれないよ！
と一言だけメッセージが来ました。
このNEXTグループと
法科大学院の教授のお仕事が
同じだなんてにわかには信じられません。
教授は地域創生のお仕事を始められました。
教授職を1年サバティカル休暇として
新たに研究をされたのです。
私はというとエニシアの方で
地域創生のイベントなどを行うお手伝いをしていました。
社会に求められるものをしていると思えども
なかなか持続可能なものにつながらないなと感じていました。
さて、教授とも無事再会を果たし
地域創生についてしっかりと
意見交換をすることができましたが
そこでも思ったのが企画についてです。
何かを発信するとき、こういう思いで行います！
と、社内でも一人で行うわけではないものなら
意見をすり合わせたり協力を得るために
企画書が必要になります。
かつて、宮崎駿監督の企画書がとてもすごいと聞いたことがあります。
どんな企画書だろうかと思っていましたが
すべて手書きの文章で
そして情景が伝わってきます。
ビジネスで手書きの文章は無理ですが
伝えなくてはいけないことは
それ（企画しているもの）をやるべくは社会に求められているから。
これが企画書から感じられない限り
ビジネスにはなりませんよね。
宮崎駿監督の企画書には
そういうものが感じられます。
よく、売れる企画書なる本を手に取って
ささっと企画書を書いてしまって
と思いますが
ゆるぎない根幹をもった企画書ではなければ
周囲を巻き込んで実行するものではないなと思いました。
きっとその根幹がしっかりしていれば
企画書の段階で
皆の賛同を得られ
社内だけではなく協賛を得られたりもするのでは
とここ数日思っていました。
春の嵐がもたらした
再会には
地域創生を掲げるためにも
意味のあるものだったと思うのです。
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