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皆様お騒がせしております。資産形成アドバイザーの関野です。
本日は前回に引き続き、【映画から学ぶ○○】シリーズでお送りしたいと思います。
みなさん、マネー・ショート〜華麗なる大逆転〜という映画をご覧になった事はありますか?
アメリカで2015年に公開された、リーマンショックの真実を描いた作品。
アメリカのバブル期の住宅ローンを巡るお話です。
まず、リーマンショックというのはバブル期のサブプライムローン(所得の低い人たちへ向けた高金利住宅ローン)の
不良債権化(金利は上がり滞納者急増、住宅バブルは崩壊で値が付かずローン返済不可)
によるローンの焦げ付きに端を発し、サブプライムローンの債権を持っている人は回収出来ず損失を被り。
更にそのサブプライムローン債権は、高金利の投資商品として多肢に渡る投資銀行、投資家に買われ、
そういった商品も上記に伴い暴落。
その影響で破綻した代表的な投資銀行がリーマン・ブラザーズです。
その後も米国だけでなく世界中の企業が影響を受け、経済活動が縮小しました。
これがリーマンショックの大まかな流れです。
まさに、バブルという時代背景の金融機関、目先の利益に目が眩んでリスクを考えず取引することの怖さが
いやおう無しに焚き付けられますね。
さて、ここからが本題ですが、この大手投資銀行ですら見抜けなかったこの仕組みを出し抜いて、
逆に巨額の利益を上げた人たちがいました。
この巨額の利益を上げた人たちは上記の仕組みに気付き、このバブルは崩壊すると確信し、行動しました。
CDS(ローンの借り手が返済不能になったり、株や債権が暴落した時の保険)を買い占めたのです。
要は、「経済が破綻する事」に投資をしたわけです。
有名なジム・ロジャーズの格言にもありますが、
「投資は誰もが打ち拉がれる様な絶望的な状況で行なってこそ意味のあるものとなる」
まさにこれに尽きるのではないでしょうか?
劇中でも語られていますが、この高金利住宅ローンのバブル時代に破綻に賭ける保険を買い占める人を見て
銀行は、周りの人たちはどう思ったでしょうか?
どう考えても凶人にしか見えなかったでしょう。
ですが結果的に、その破綻に投資した彼らは世界を出し抜き、成功を納めました。
全ては「気づき」と「情報収集」と「行動」の賜物です。
彼らはギャンブルの様に破綻に賭けたわけではありません。
経済のほころびに気づき、本当かどうか情報収集をかかさず、その為に行動し続けました。
その結果、本当に破綻するという確信を持ち、凶行とも思える投資を敢行したのです。
このお話の先に何が見えますか?
いまの世の中も全く持って同じような事が起こり得ると言えます。
ただ、現在の状況や広告、教育、周りの環境などによって、隠されたチャンスを見出せていないだけです。
欲しいと思っても、勝手に有力な気づきを得られない、勝手に有力な情報を得られない。
それを得る為には、「行動」するしかないのです。
年金が…、給料はあがらない…、ボーナスは出ない…、投資は怖い…、ビジネスは怖い…、といって
今の世界と一緒に沈む前に
その間隙を縫って、ピンチを脱する術を身に付けていきたいですね。
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