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2017年02月06日(月)
知らないと損する生保7つの重要用語

保険料の支払い方の中に「前期全納払い」というのがあるのをご存知ですか?この『用語』も初めての方が多いのではないでしょうか。

保険という機能を考えると、この支払い方はとても興味深いことがわかります。私は現役時代、この支払い方をお客様によくお勧めしていました。

その理由をこれからお話しします。

 

 

 

まずは保険料の支払い方には、毎月支払っていく「月払い」のほか、半年に1回支払う「半年払い」、1年に1回支払う「年払い」があります。
1年間保険料を支払った場合の保険料の総支払額は、「月払い」よりも「半年払い」、「半年払い」よりも「年払い」のほうが『安くなります。』
保険料払込期間の全期間にわたって保険料を支払う場合、さらに保険料の総支払額を安くすることができる「一時払い」と「全期前納払い」があります。
「一時払い」については意外と多くの方が知っているのではないでしょうか。

 

 

一時払いとは…
全保険期間分の保険料を1回で支払う方法のことです。

 

全期前納払いとは…
全保険期間分の保険料を、保険会社に預けるような形で1回で支払う方法のことです。
年1回、または毎月の支払期日が来たら、預けたお金から保険料が支払われるしくみとなっています。

 

「一時払い」と「全期前納払い」は、保険契約の際に全保険期間分の保険料を用意する必要があるという点では同じです。
しかし、「一時払い」は保険料を『支払っている』のに対して、全期前納払いは保険料を『預けている』状態となっています。
このしくみの違いにより、例えば「全期前納払い」では、『保険事故発生時』や『解約時』に『未経過分の保険料が返還されます』が、「一時払い」では『返還されない』といった『支払った保険料の扱いの違い』が出てくるのです。

 

今回はここまでです。
次回はそれぞれの特徴を比較して、私が何故「前期全能払い」をお勧めしていたかの理由をお話しします。

 
 
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